学術 桑原歯科医院 院内情報
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栄養士から学ぶ「赤ちゃんから在宅高齢者までのお口と栄養」
令和元年も師走を迎え、日々あわただしさと寒さを増してきました。
冬用タイヤの交換はお済ですか?衛生士の原です。
12月1日、桑原歯科医院のスタッフ全員で歯科衛生士会が主催する講演会に参加しました。
今回は「赤ちゃんから在宅高齢者までのお口と栄養」の演題で管理栄養士の廣川玲子先生の話を聞きました。
講演では、栄養士から見た口の機能と世代別の注意点。離乳食と口の機能、赤ちゃん、高齢者に歩ける食の形態変化の役割、味覚と食の取り方、食生活のチェックなどを途中休憩を挟みながら2時間以上にわたってわかりやすく話していただきました。
食事をするお口の治療(むし歯、歯周病)を歯科医院で行っても、お口に何をどのように入れるかまでは考えていなかったのでいずれの話も新鮮でした。
歯科衛生士会では、歯科保健の立場から「8020 運動」とともに「食べ方」を通した食育を推進して います。
今回の講演は、歯科保健の立場から食育推進を目指したライフステージごとの食べ 方支援を展開するために、歯科スタッフが多職種と連携を図りながら行う食育推進のための新たな活動の展開への契機となると期待します。
[ 2019/12/09 18:08 ]
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三条で歯科学会
例年に比べ雪が少なく過ごしやすい冬も終わり、早くも暖かな春の日差しを感じられるようになりました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。受付の
高畑
です。
3月14日、雪がちらつくなか燕三条ワシントンホテルにて歯科医学大会が行われました。
今回のテーマは歯周治療成功の秘訣です。
会場は約200名ほどの歯科医師とそのスタッフで埋まり、参加者の熱意を感じます。
講師は東京都の恵比寿で歯科医院をやっておられる若林健史先生です。
若林先生は日本歯周病学会の理事を務められていて、シュミテクトやポリデントのCMでもおなじみの先生です。
講義では、若林先生の歯周治療のシステムの紹介と数々の症例発表が行われました。
歯周病というと、歯を失う原因の中で40%と大きな割合を占める国民病です。
歯周病治療には当医院も力を入れているので若林先生のシステムと合致する所も多く、改めて当院の治療方針は正しかったと確認しました。
また、このような講演を聞きにいくのは初めてだったので、つい周りをきょろきょろしてしまったのですが、他の受講者の中には、講演中にスクリーンの映像を積極的に写真に収めたり、休憩時間にも関わらず若林先生に質問をしに行く方もいました。
同じ歯科医療人としてもっと意欲的であらねばと、身が引き締まる思いでした。
[ 2019/03/18 15:20 ]
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歯周病「米の成分」で予防効果 新潟大学院生らが発見 新薬開発へ期待
かねてから米中心の食生活を推奨している桑原歯科医院ですが、そんな私たちにもうれしい研究報告がありました。
これがこの研究が実現したら、歯周病の予防や治療にさらなる可能性を見出せるばかりでなく、抗生剤の使用を抑えることにもなります。
以下新聞記事の概要です。
米成分、歯周病を抑制(新潟大)
日本の中高年の多くが発症している歯周病は、国民病のひとつ。歯肉の炎症から始まって徐々に深刻化。歯と歯肉の境目の歯周ポケットが深くなると、歯がぐらつくようになり、最終的に歯と歯ぐきを支える歯槽(しそう)骨が吸収されてしまうと、歯そのものを失うことになる。自分の歯で食品を噛めなくなることは、体全体の健康にも影響を及ぼしかねないが、現在の医学では吸収された歯槽骨の回復は極めて困難だ。
新潟大学大学院生の田村光歯科医と寺尾豊教授らのグループは、米から抽出した15種類のペプチド(アミノ酸加工物)を歯周病のマウスに投与した結果、9番目と11番目のペプチドは、骨の炎症を抑え、骨を吸収する破骨細胞の数を減らす働きをすることを突き止めた。
グループは「日常的に食べる米であれば安全な治療薬が開発できるうえ、現在使われている抗生物質の乱用を抑えることにも結びつく」として、今後は新潟に拠点がある米の関連企業と連携して、新薬開発につなげたいと期待している。
新潟日報1/10
[ 2019/01/16 10:53 ]
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北海道留萌の射場先生が見学に来ました
北海留萌市で開業してしている射場先生が、桑原歯科医院の診療を学びたいと見学にいらっしゃいました。
射場先生は22年前、大学を卒業して歯科医師国家試験の合格発表が出るまでの期間、桑原歯科医院で研修していた過去があります。
22年前の壁新聞が残っていました。
射場の「場」の字が誤植ですね(・・;)
現在は地元の北海道、留萌市で「いば歯科医院」を開業して、地域に根ざした歯科診療をしています。
今回は桑原歯科医院で行っている予防を中心とした診療スタイルと、訪問診療を勉強したいということで3日間、新潟に滞在しました。
初日は長岡の石上先生も同席して、深夜まで数多くの症例検討を行いました。
短い時間でしたが、多くを学んでいただけたかと思います。
留萌の町に、桑原歯科医院のような診療スタイルの歯科医院が出来ると思うとうれしい限りです。(院長)
[ 2018/12/08 15:07 ]
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赤ちゃんの食事は小さすぎない方が良い?
最近聞いた小児歯科の講演で興味深い話があったので、ここでも紹介します。
ネット上では離乳食に何を与えたらよいか悩むお母さんのあいだで『小さなおにぎり』が大変流行っているようです。
見た目も可愛いし、赤ちゃんも喜んで食べるようですね。
レシピサイトのクックパッドをはじめ、多くのサイトに作り方や写真が掲載されています。
そんなに『小さなおにぎり』は離乳食として良いものなのでしょうか?一緒に考えてみましょう。
離乳食は一般的に、歯が生え始める前の生後5~6カ月ごろから始め、まずはトロトロとしたものをのみ込みますね。
それから、少しずつ形のあるものを与えると、赤ちゃんは舌と上あごで潰して食べるようになります。
この時期は正しく食べる方法を赤ちゃんが学ぶ時期なので、栄養摂取ばかりを気にしないようにしましょう。家族と一緒に食卓につき、家族の食べる姿や表情から食べ方を学び、食べたいという意欲を引き出す時期でもあるのです。
生後9~11ヶ月頃には上下の前歯が生え揃い、食べ物を歯ぐきの上に移動させることが出来るようになり、歯ぐきで押しつぶして食べるようになります。自分で食べる意欲や、手づかみ食べが重要になります。
口よりやや大きめの食べ物を唇で捉え、前歯で噛み切ることで一口量を自分で学びます。
1歳から2歳頃には奥歯が生え始めて、咀嚼の習慣が始まります。様々な食材に興味を持ち、食事は楽しい、美味しいを学ぶ時期です。
この時期に今流行りの『小さいおにぎり』は少し問題があると思います。
赤ちゃんは大きめのおにぎりをかじって、多いなと思ったらかじったおにぎりを戻します。
この動作が自分で一口量を食べながら決めている動作です。
なのにあらかじめ小さく作ったおにぎりでは、自分で適正量を考える必要もなくなるので、小さいおにぎりの習慣が長く続くと、大きいものを上手に食べれなくなる危険があります。
前歯でかじりとる動作も苦手になるかもしれません。
「小さなおにぎり」も親の過保護、過干渉に当たるのかもしれません。
赤ちゃんの成長の力を信じて、何事も『やりすぎ』に注意しましょう。(院長)
[ 2018/08/27 18:21 ]
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