外国人の治療 桑原歯科医院 院内情報
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Wリーグ、ロー・ヤシン選手にインタビュー
当院の患者さんで女子バスケットボールWリーグのアスリート、ロー・ヤシン選手にインタビューしました。
チームでのポジションはCF(センターフォワード)。主に相手ゴール前に位置取り点を取るのが役割です。
チームで最も身長が高い選手が務め、ヤシン選手も190cmの身長があります。
Q:バスケットボールを始めたきっかけは?
A:お父さんもやっていて、小さいころからバスケが大好きでしたが本格的に始めたのは中学生になってからです。
Q:日本に来たいきさつは?
A:どうしてもプロの選手になりたかったのですが、セネガルはバスケが盛んな国でライバルも多く簡単にプロにはなれません。ちょうどそのころ日本のバスケの強豪校の岐阜女高で背の高い選手を欲しがってることを知り中学を卒業して留学生として日本に来ました。
Q:日本語はどこで勉強しましたしたか?
A:日本に来てからです。
Q:日本語の勉強は大変だったのでは?
A:私は英語、フランス語、セネガル語を話しますが日本語は難しいですね。ひらがな、カタカナ、漢字、さらに同じ発音でも意味が違う単語も多くて苦労しました。
Q:岐阜女高を卒業後に拓殖大へ進みますね。
A:Wリーグで選手としてプレイするには留学生の場合は『通算5年以上日本国に在留していること』が条件です。高校から日本に来た私は条件をクリアするため、大学へ進みました。拓殖大学では関東大学女子バスケットボールリーグ戦でリバウンド 王 とMIP 賞を受賞、インカレで決勝まで進み良い経験をしました。
(↓拓大時代のヤシン選手)
Q:卒業後は念願のWリーグ、シャンソン化粧品シャンソンVマジックですね。
A:ルーキーとして期待されそれなりの結果も出したけど、右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂し、その手術もしました。その影響でベストな結果が出せなくて残念でした。
QシャンソンVマジックにも黒人の選手がいましたね。
A:ディヤイ ファトー 選手ですね?セネガルの後輩です。彼女もセネガルの中学卒業後に留学生として岐阜女高に来ました。
(↓ディヤイ ファトー 選手)
Q:そしていよいよBBラビッツに来たわけですが新潟はいかがでしたか?
A:雪がすごくてビックリしました。特に車の運転では道も狭くなって怖かったです。
Q:BBラビッツに来てからも古巣のシャンソンVマジックとの対戦がありましたが、やりにくかったのでは?
A:全然ないです。むしろ闘志がわきました。試合の前日には髪を切って気合を入れました。
(↓シャンソン戦のヤシン選手)
Q:BBラビッツを振り返って何か。
A:バスケをやる環境は決してベストではなかったですが、チームの熱い思いで第22回Wリーグ公式戦 東京羽田ヴィッキーズ戦では99ー76で勝つことが出来ました。昨年はコロナの影響や怪我する選手も多く戦力が不安定でしたが、東京羽田ヴィッキーズ戦でのBBラビッツが本来の姿だと思います。チームのみなさんには本当に良くしてもらって感謝しかありません。
ヤシン選手はBBラビッツを今期で退団し、今後は別のチームで活躍することになりました。
桑原歯科医院は今後もロー・ヤシン選手を応援します。
[ 2021/05/03 23:48 ]
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14年ぶりの来院
14年前、当時2歳だったロシア人の子供サーシャが、すっかり大人になって来院しました。
お母さんは当時、領事館の仕事をしていましたが新潟にいた2年間で日本語がメキメキと上達。
しかし、2歳のサーシャは日本語に触れることも少ないままロシアに帰ってしまいました。
今回は親の仕事に付き添って、短期間の来日です。
今では立派な青年です。
さて、サーシャは今でも日本語が話せません。
しかし、英語は堪能です。
そこで今回は英語で歯周病検査から歯磨き指導、歯石の除去まで行うことになりました。
原田さんは事前に話す内容を英語に訳して準備しました。
問診は聞くことが決まっていたのでなんとかクリアできましたが、歯磨き指導はフリートークなのでさあ大変。
サーシャは我流で個性的な磨き方をしていたので歯磨き習慣の改善が必要です。
日本語が混じったりジェスチャー入れたりしましたが、結局は院長が通訳として入ることになりました。
それでも桑原歯科医院として精一杯のおもてなしは通じたようです。
ロシアに戻っても正しい歯磨きを習慣づけてくれたらいいなと思います。(小田島)
[ 2012/08/29 10:15 ]
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チャイナ・タウン?
外国人の歯科治療は、頻度は多くありませんが特別に驚くことも無くなった桑原歯科医院ですが、今回はいつもと少し様子が違います。
中国人の子供の治療です。
祖父母がつれてきましたが、この祖父母も日本語がしゃべれません。
今回の治療は通訳の帯同もありませんでした。
このような状況では、意外に役に立つのがインターネットの翻訳サイトです。
かんたんな日本語を入力すると、即座に翻訳してくれます。
(ただし、中国語の分かる人に見てもらうと、結構いいかげんな翻訳らしいです)
子供たちは元気で声も大きく、それをしかる祖父母の声も混ざって非常ににぎやかです。
しかも、全部が中国語なので、さながらチャイナタウンの歯科診療所です。
古町の中華街構想や万代の領事館の問題で物議をかもしている新潟市ですが、このようなチャナタウンは大歓迎です。(院長)
[ 2010/12/01 17:11 ]
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中国人の治療。さて、どうする?
50代の女性Kさん。
歯の痛みで桑原歯科医院を来院しました。
しかし、どうも話がかみ合いません。
待合室のご主人に聞いてみました。
“奥様は耳に病気がありますか?”
“ビョウキ?わかんねーな”
“どこかに障害があっるとか?”
“ショウガイ?わかんねーな”
“奥様のお国はどこですか?”
“オクニ?わかんねーな”
“出身地ですよ。タイランド、フィリッピン、コリア、ロシア・・・”
“あ!ちゅーごく!ちゅーごく!”
ご夫婦で中国出身の方々でした。
日本名なのでまったく気づきませんでした。
英語が使える外国人なら、なんとか対応できました。
韓国人も辞書をそばにおいて治療しました。
しかし中国人は初めてです。
しかも桑原歯科医院には中国語が分かる人は誰もいません。
仕方ないので筆談です。
漢字の羅列ですが一応、意味は分かるみたいです。
あと診療室のパソコンで翻訳サイトにつないで変な中国語。
これも無いよりましです。
虫歯の治療程度ならこのくらいのコミュニケーションでも用は足ります。
しかし歯周病の検査の必要が出てきました。
歯周病の検査には細かな問診と、検査結果と今後の治療計画の詳しい説明の必要があります。
もはや筆談で対応できるレベルではありません。
そこで思い出しました。
桑原歯科医院の患者さんのIさん(20代女性)は中国に留学経験がありました。
小学校の頃から通っているので、気軽に話も出来ます。
Iさんにお願いしたら、快く通訳を引き受けてくれました。
写真はKさんの歯周病検査の時のものです。
Iさんの流暢な中国語とKさんのうれしそうな中国語がきれいなハーモニーにように診療室に流れます。
面白いもので、診療室に外国語が聞こえると、他の患者さんは聞き耳を立てるようです。
あとからそっと“さっきの外人は何人ですか?”なんて聞かれます。
診療が終わってから、IさんとKさんはすっかり意気投合。
なんだか昔からのお友達のように仲良くなっていました。
Iさん、素晴らしいですね。
あなたのような優秀な患者さんは桑原歯科医院の誇りです。
Kさん、良かったですね。
外国での歯科治療は不安だと思いますが、少しは安心できましたね。(院長)
[ 2010/04/12 22:55 ]
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また外人だ!
先日のフィンランド人のヌーメラさんの診療、結構緊張しました。
ブログでは「院長は英語が堪能」なんて書いてもらいましたが、普段から英語を使っているわけではないので、冷や汗ものでした。
めったに外国人の患者さんが来ることはありませんが、医院の体制として、ある程度の対応がいつでも出来るようにしておきたいものですね。
ヌーメラさんが来院しているときは、ミーティングでも医療英会話を議題にしました。
しかし、ヌーメラさんの診療が終わると、緊張もとけてしまいました。
そんな油断していた今日、突然にヌーメラさんの紹介でまたフィンランド人がやってきました。
オッリ・イッコラさん、39歳。
すでにヌーメラさんから話を聞いていたようなので、まったく診療を心配している様子はありませんでした。
とてもフレンドリーな人で、始終笑顔を絶やさず、おしゃべりも好きのようでした。
しかし、イッコラさんは非常に早口なので、すべてを理解するのが難しかったです。
今回の治療は、非常に混んでいる時間だったので、ゆっくりとインタビューできないのが残念でした。
イッコラさんの口の中に歯石を発見。
「フィンランドはヘルスケアの先進国ですよね?イッコラさんは定期健診は受けていないのですか?」
「普段は年に何回かは行くようにしているけど、忙しくて1年くらい歯医者に行っていなんだ。帰国したら、さっそく歯医者に行く事にするよ」
陽気なイッコラさんは、ニコニコしながら診療室を出て行きました。
外国人の診療は、とても緊張するのもですが、その分、刺激的で楽しいものです。
違う世界の人と出会って、色んなお話が聞けるなんて、素敵なことだと思いませんか?(院長)
[ 2008/04/30 22:12 ]
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